あえてブームにしない

ことも大切だと、紙2001やNotaの洛西さんに教わった。

Blogやネットニュースを通じてあるソフトウェアなどが突然ブームになることがある。しかし一時のブームで現れたものはすぐに飽きられてしまうことが多い。
特に、まだ未完成なものだと「なんだこんなものか」と思われ、早い段階で多くのユーザーに見切りを付けられてしまう。最初から多くのユーザーを満足させるようなソフトウェアを作るのは難しいからだ。

ソフトウェアがツールとして成熟するにはとても長い時間がかかる。
そのソフトウェアをしっかりとしたツールに育てたいなら、あえてブームにせず、ひっそりと出し続けることで、本当に興味のある人だけがそれを使い、少しずつ洗練させてゆくことができる。

もちろんこれはたゆまぬ試行錯誤が前提になっているので、自分はまずそこから始めなければ。