暦本さんもWeb2.0

SonyCSLの暦本さんのゲスト講義を聞きに行ってきました。
暦本さんは実世界指向インタフェース研究の第一人者として有名だけど、最近の研究ではWeb2.0FolksonomyWisdom of Crowdsといった俗っぽいテーマを扱っていて正直びっくり。情報系の古い研究者だとそんなのは新規性がどうのこうのと言いそうなものだけど、良い意味でこだわりなくやってるのが印象的でした。しかも現実逃避Hackではなくきちんとした仕事としてやってるあたりに感心。

今回暦本さんが提案していたのは、タグをつけるとき「location:〜〜」「moe:4」という感じで属性をつけるとメタデータとしての使い道が広がるのでは、といった内容でした。あえてタグを使う必要性があるのか、本当に便利なのかは不明だけど、Google Mapsで手軽にlocationを指定できるUIはちょっと良さげ。