Ubuntuにスイッチ
メインで使っているノートPCのWindowsが突然起動しなくなってしまったので、この際だからWindowsを捨ててUbuntuにスイッチしてみました。*1
最近はFlashを除くとUnix系のツールや環境*2+ブラウザが作業のほとんどを占めていたので特に大きな問題は無い、というよりむしろ快適。
Flashの方も今さらながらようやくFlexな環境に移れたので、今後はAS2的なFlashとはおさらばできそうです。*3
はまりがちなデバイス周り(無線LAN・電源・外部モニタ・プリンタなど)も割とすんなりクリアできて、その辺はさすがUbuntu!
以下、Ubuntu導入メモ。色んな人の導入メモがとても役に立ったので自分もメモっておきます。
Ubuntuのインストール前
CDを焼く
Ubuntu Japanese TeamからUbuntu 7.10の日本語ローカライズドDesktop CDをダウンロード。isoをCDに焼くのは初めてだったので焼き方が分からず。
→ Macで焼いてもらった。Macに標準で入っているディスクユーティリティでisoファイルを開いてCDに焼く。
色々インストール
apt / Synaptics パッケージマネージャから色々インストール
- zsh
- keychain
- lv
- vim
- subversion
- ruby1.8
- ruby-elisp
- irb1.8
- rubygems
- emacs-goodies-el (color-theme.elなど)
- compizconfig-settings-manager (compizの設定用)
- flashplugin-nonfree
などなど。他にも色々入れたけど忘れた。
emacs23
アンチエイリアスのためだけにemacs23にする。
http://hdotunclipped.blog99.fc2.com/blog-entry-146.html
上のページの通りだけど一応メモ
/etc/apt/sources.listに追加
deb http://ppa.launchpad.net/avassalotti/ubuntu feisty main deb-src http://ppa.launchpad.net/avassalotti/ubuntu feisty main
インストール
sudo aptitude update sudo aptitude install emacs-snapshot emacs-snapshot-el
設定
~/.Xresourcesに↓を追加
Emacs.FontBackend: xft
↓で反映
$ xrdb -merge ~/.Xresources
うまくいかなかったときは
$ xrdb -remove
で元に戻せる
以下を.emacsに追記
;; emacs23 用フォント設定 (cond (window-system (set-default-font "Bitstream Vera Sans Mono-10") (set-fontset-font (frame-parameter nil 'font) 'japanese-jisx0208 '("IPA モナー ゴシック" . "unicode-bmp")) ))
firefoxアドオン
- https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/12
- Greasemonkey – 🦊 Firefox (ja) 向け拡張機能を入手
- https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/1122
- https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/1843
- http://extensionroom.mozdev.org/more-info/keyconfig
- テキストリンク (Text Link) – 🦊 Firefox (ja) 向け拡張機能を入手
- Google Browser Sync
- https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/173
あとお気に入りのテーマ
FlexBuilder for Linux
Alpha版を使ってみる
- eclipse3.3
- http://www.eclipse.org/downloads/
- 解凍して~/eclipseに置く
- FlexBuilder Alpha
- http://labs.adobe.com/technologies/flex/flexbuilder_linux/
- ダウンロードして.binを実行
emacsな人はeclipseのキーバインドの設定をemacsにして
- Ctrl+hを delete previous word
- Ctrl+/を undo
に割り当てるとちょっと幸せに
設定
日本語キーボードにしてCtrlとCapslockを入れ替え
設定>キーボード
- 形式をJapanese 106-key
- レイアウトをJapan
- レイアウトのオプションで「Ctrl key position > Swap Ctrl and CapsLock」
「Shift+Alt」が「ローマ字入力/かな入力切り替え」になっているのを止める
キーの割り当てを見ると、
### Altのキーコードは64 (xevコマンドで調べる) $ xmodmap -pke | grep 64 keycode 64 = Alt_L ISO_Prev_Group
となっていた。このISO_Prev_Groupが原因っぽいのでこれを消したい。
.Xmodmapに
keycode 64 = Alt_L
を追加して、
xmodmap ~/.Xmodmap
で読み込む。↑を.zshrcに追加。
フォントの追加
/usr/share/fonts/truetype/hogefont/
などにttfファイルをコピーして以下を実行
$ sudo fc-cache -fv /usr/share/fonts/truetype/hogefont
外部ディスプレイを使う
まず念のため /etc/X11/xorg.conf のバックアップをどこかにとっておく。(重要)
XrandRというツールで動的にディスプレイ出力を切り替えられるらしいのでこれを使う。
今回やりたいことは2つ
- 外部ディスプレイ(1680x1050)だけに出力
- ミラーリング (プレゼン用)
他にもデュアルディスプレイや回転もできるらしいが、自分はほとんど使わないので省略。
ディスプレイをつないで解像度を調べる。VGAが外部ディスプレイで、LVDSがノートPCの液晶。
$ xrandr -q Screen 0: minimum 320 x 200, current 1024 x 768, maximum 1024 x 1024 VGA connected (normal left inverted right) 1024x768 75.1 60.0 832x624 74.6 800x600 75.0 60.3 640x480 75.0 60.0 720x400 70.1 LVDS connected 1024x768+0+0 (normal left inverted right) 0mm x 0mm 1024x768 60.1*+ 85.0 75.0 70.1 60.0 832x624 74.6 800x600 85.1 72.2 75.0 60.3 56.2 640x480 85.0 72.8 75.0 59.9 720x400 85.0 640x400 85.1 640x350 85.1
1680x1050が無いので/etc/X11/xorg.confに追記
Section "Screen" ……… ……… SubSection "Display" Depth 24 Modes "1680x1050" EndSubSection EndSection
もう一度 xrandr -q をして、1680x1050が追加されていればOK。
xrandrでのディスプレイを切り替え方は以下の通り。
## ノートPC(1024x768)に表示 $ xrandr --output LVDS --mode 1024x768 --output VGA --off
## 外部ディスプレイに表示 $ xrandr --output LVDS --off --output VGA --mode 1680x1050
## ミラーリング (2つ同じ画面を表示) $ xrandr --output LVDS --mode 1024x768 --output VGA --mode 1024x768
という一行シェルスクリプトを3つ作って置いておく。(ださ
現状の問題
- サスペンドからの復帰に時々失敗する。ハイバネートは問題なし。
- ディスプレイをつなぎかえたときにxrandrでは切り替えられず、一度Xを再起動する必要がある。